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◎ホームズ・ラエのストレス表
私たちはストレス社会に生きていると言われます。一日の行動を振り返ってみても、いたるところにストレスの要因があります。通勤・通学の満員電車、道路の渋滞、上司や先生とのいざこざ、同僚・友達とのもめごと、家族間の言い争い……数え上げていったらキリがないほどです。
これら日常生活の出来事にかかるストレス度の強弱を調べて点数化した「ホームズ・ラエのストレス表」呼ばれるものがあります。まず、このストレス表で、あなたのストレス度を調べてみてください。
表の見方は簡単です。過去一年間にあなたに該当する出来事があれば、その出来事の点数(マグニチュード)を合計すれば、それでOKです。
★ストレスのマグニチュード
出 来 事 点 数
1.配偶者の死 100
2.離 婚 73
3.夫婦別居 65
4.服 役 63
5.近親者の死、大けが 63
6.本人のけが、病気 53
7.結 婚 50
8.仕事を首になる 47
9.夫婦和解 45
10.退 職 45
11.家族の健康状態の変化 44
12.妊 娠 40
13.セックスの困難 39
14.家族数の増加 39
15.転職や再就職 39
16.経済状態の変化 38
17.親しい友人の死 37
18.違う方面の仕事に変わる 36
19.夫婦げんかの数の変化 35
20.150万円以上の借金 31
21.抵当(ローン)が流れる 30
22.仕事上の責任の変化 29
23.息子や嫁が家を出る 29
24.親戚とのもめごと 29
25.すぐれた個人的業績 28
26.配偶者が仕事につく(仕事をやめる) 26
27.入学または卒業 26
28.生活環境の変化 25
29.個人的習慣を変える 24
30.上役とのもめごと 23
31.労働時間・条件の変化 20
32.転 居 20
33.転 校 20
34.余暇の過ごし方の変化 19
35.宗教活動の変化 19
36.社会的活動の変化 18
37.150万円以下の借金 18
38.睡眠の習慣の変化 16
39.親類の集まりの回数の変化 15
40.食生活の変化 15
41.休 暇 13
42.クリスマス 12
43.軽微な法律違反 11
◎ストレスを避けるか? ストレスコントロールするか?
この表に集められているのは、心身のひずみの引き金になりやすい日常生活上の出来事で、「結婚」をマグニチュード50と定めて、他のストレス度を点数化したものです。アメリカ文化圏で作られたものなので、日本人にはまるまる当てはまるものではありませんが、一つの目安になるでしょう。
このストレス度の合計点が150〜199では37%の人が、200〜299では51%の人が、300を超えると79%の人が、その後2年間に病気になる確率が高いといいます。また、300に近づくと「うつ」と「心臓病」が多くなり、さらに点数が高くなると「がん」や「糖尿病」が多くなると言われます。
もし、あなたの合計点が300を超えるような場合は、該当項目のうち、来年に延期できるものがあれば延期し、中止できるものがあれば中止して、300以下にするような対策を講じてください。
ただし、注意が必要なのは、300を超えている人でも20%の人は発病をしないということです。これはストレスを上手にコントロールできるならば、生活上のストレスが重なっても大丈夫だということを示します。だから、点数がどうしても300以下にならない人は、自分なりのストレスコントロールの対策を立てることを考えてみるといいでしょう。
また、ストレスは不幸なこと、悲しいこと、悪い出来事ばかりに生じるわけではありません。喜ばしいことやうれしい出来事があったときにも起こることに注意してください。 |
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