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◎現代病とストレス
新聞や週刊誌を広げてもテレビを見ても、「ストレス」という言葉が踊っています。心筋梗塞、糖尿病、胃潰瘍、肥満、高血圧など、現代病と呼ばれる病気の背景にもストレスがあると言われます。最近では、がんさえもストレス病の一つと言われるようになりました。
ストレスだらけの現代を、私たちはどうやって乗り切っていけばいいのでしょうか。簡単にできる九つのストレス対策を紹介しましょう。
◎あるがままに受けとめる
まず第一のストレス対策は、「ストレスから逃れようとしないこと」です。この世の中は右を見ても左を見てもストレスだらけ。ストレスを身のまわりから追放しようとしても無駄なことです。
ならば、無駄な頑張りはやめてしまったほうが賢明です。不快なストレスでも、ありのままに受けとめることがストレス対策の第一歩。逃げようとすればするほど追いかけてくるのがストレスです。だから「ストレスから逃れようとしないこと」が大事なのです。
◎よく睡眠をとる
ストレス退治の特効薬とも呼べるのが「睡眠」です。よく寝ることによって、リフレッシュがはかれます。ただし、眠れないのに無理に「眠らなければ」と考えてしまうと、余計にストレスがたまります。そういうときは「一晩ぐらい眠らなくても死にはしない」とおおらかに構えて、自然に眠くなるのにまかせてください。
気をつけたいのは、アルコールです。寝つかれないからと酒を睡眠薬がわりにするのはやめましょう。アルコール中毒予備軍になるのがオチです。
◎完全主義者にならない
物事を完全に求めようとするほど、ストレスは高くなります。そして、いつかストレスに押しつぶされてしまいます。だから、百点満点を望まないこと。80点でも十分合格点なのですから、80点をゴールとして行動しましょう。
「いいかげんにやろう」と言うと嫌な顔をする人もいるかもしれません。でも、この複雑な世の中をうまく生きていくためには、時には、ある程度いいかげんに、または適当に、物事に対処することも重要なことなのです。
◎孤立しない
仲間が多いほどストレスに打ち勝ちやすくなります。逆に一人で孤立していると、ストレスは溜まる一方になってしまいます。だから、常に対人関係の幅を広げる努力をしましょう。会社の知り合いだけではなく、地域の人たちと交流するのもいいことです。仕事を離れて、趣味の仲間を作るのもいいでしょう。趣味がきっかけとなって、おつきあいの輪が広がることがあります。
とにかく、愚痴をこぼせる仲間を最低二人は作っておくべきです。
◎自分がストレス源にならない
ベテラン係長のMさんの話です。Mさんはこのところ部下が思うように動いてくれず、イライラしていました。「肩がこるし、食欲もない。職場のストレスに押しつぶされそうだ」と訴えてきました。よくよく話を聞いてみると、そのきっかけは、Mさんが細かなことで部下をガミガミ怒鳴るので、まわりがMさんに冷たくなったことだとわかりました。つまり、職場のストレス源は部下ではなく、Mさん自身だったのです。
こういう例も現実にあります。あなた自身がストレスを作り出しているのではないか、ちょっと振り返ってみることも大切です。
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