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◎まずトイレに駆け込む
ストレスに弱い人とは、気ばかり使う人です。そういう人は、何か問題に直面したら、まずトイレに駆け込んでください。そして、頭を冷やして、現実的にクールに問題を見つめなおしてみましょう。何ができて、何ができないのかを考えてみるのです。
そして、できることをしっかりやりましょう。できないことはあきらめて、バッサリと切り捨てる勇気を持つことです。
できないことは誰がなんと言っても、できないのです。そんなことは誰にだってあることです。「自分にはできない」などと、いつまでもにこだわって、クヨクヨするのはやめましょう。
◎気分転換を心がける
強いストレスも短時間で済めば、案外あとに響かないものです。逆に、弱いストレスでも長時間気分転換せずにいると、ジワジワときいてきて、やがて困ったことになりかねません。どんなやり方でもかまいません。気分を切り替えるように方法を見つけましょう。散歩、スポーツ、陶芸、絵画、ショッピング、食べ歩きなど、なんでもいいから、自分なりのリラックスの方法を身につけておくのです。
ただし、いくらストレス解消だとはいえ、食べ過ぎ、呑みすぎ、散財には十分に気をつけてください。
◎しなやかな人間になろう
禁煙をするために「禁煙」と紙に書いて部屋に貼っている人がいます。しかし、こういう人に限って、禁煙できないものです。また、みんなの前で「もう今日から煙草は一本も吸わない」と宣言した人は、たった一本煙草を吸っただけで、「なんてオレは意志の弱い人間なんだろう」と自己嫌悪に陥ってしまいます。そして、「どうせ一本吸ってしまったんだし、もういいや」とすぐに元のヘビースモーカーに戻ってしまいます。
強い人間ほど、もろいものです。たまたま今日一本吸っても、また明日から禁煙を続けて、一年後に禁煙できていれば成功したことになるのに、それができないのです。強い人間は、すぐに結果を出そうとして、結果が出せない自分を責めるのです。こういう人はストレスに弱い人です。
ストレスに負けないようになろうと思えば、強い人間になるのではなく、柔軟な、しなやかな、したたかな人間を目指しましょう。
◎チームワークを大切にしよう
会社に勤める人は組織で仕事をする人です。組織の中では、自分一人の判断で決められる仕事は少ないものです。だから、自分が仕事を背負い込んでなんとかしようとするのは、間違った考え方です。
そういう責任感からくるストレスに耐えられずに、胃潰瘍になってしまう人がいます。思い当たる節のある人は、「仕事は自分一人の力ではできない。みんなのチームワークが大切なんだ」と考え方を変えてみてください。
これはストレス対策でもありますが、実際にチームワークで進めた仕事のほうが、結局、出来がいいことが多いものです。
◎ストレスは人生の塩加減
ストレス学説の提唱者セリエ教授は「ストレスは人生の塩加減である」と言っています。減塩ばやりの昨今ですが、塩加減が少なすぎると味気なく、わびしく、頼りないものです。
ストレスが何もないという生活も同じです。ストレスをスパイスとして上手に利用するのも大切なことです。それが私たちの人生にアクセントを与えてくれるのだということを覚えておいてください。
ストレスを味方にできる人が、ストレスと上手につきあえる人なのです。 |
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