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就職に成功するとは、大企業に就職することではありません。自分で納得のいくまで会社と向き合って、自分の力で会社を選択できるということです。
そのためには、「どういう会社が自分にとってのベストなのか」ということをよく考えてみることが必要です。
あなたにとってのベストとは、どういうことでしょう? それを見つける5つのポイントをご紹介します。
◎ポイント1 社風
今は就職難の時代だから、「とにかくどこでも就職できればオンの字」と考えている人もいるかもしれません。かといって自分にまったく肌があわない会社に就職しても、長続きするものではありません。この「肌があわない」というのは、簡単に言えば、仕事に向かう姿勢が異なっているということです。
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たとえば、スポーツが大好きで自由闊達な性格のA君が、就職先に出版社を選んだとします。出版というイメージから、ノーネクタイの普段着で、外を飛び回るような仕事ができると考えての選択でした。これは悪くない選択だと言えるかもしれません。出版業界の中には自由度の高い会社も多く、かつてはタイムカードもなく、会社に出るも出ないも自由というようなところもあったほどですから。
しかし、すべての出版社がそういう雰囲気を持っているわけではありません。A君の選んだ会社というのは、入社してみるとスーツにネクタイが原則で、出社時間も朝の9時と決められていました。長髪も厳禁です。ピアスなんてとんでもありません。
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果たして、この会社でA君は長続きするでしょうか? もし彼の会社選びのポイントが「なんでもいいから出版の仕事をしたい」ということであったのなら、多少の息苦しさを我慢して長続きするかもしれません。しかし、「自由な雰囲気の仕事につきたい」ということを重視していたのなら、決して長続きはしないでしょう。たとえ超難関を乗り越えて入社できた会社だとしても、相性の悪さというのはどうしようもないのです。
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このように、志望する業界の会社だからといって、会社の雰囲気は同じとは限りません。それぞれの会社には社風というものがあり、その社風が良くも悪くも会社のイメージを決めています。社風とは、人の性格と同じようなものです。したがって、希望の業界の会社だからよしとするのではなく、あくまでも一社一社の社風をよく検討してみることが大切なのです。あなたの性格と会社の性格があうか、あわないか。これは就職を成功させるための大きなポイントになります。
◎ポイント2 流行
いつの時代にも流行の仕事があります。今ならさしずめIT関連企業でしょうか。こういう流行産業に就職できれば、なんとなく将来はバラ色というような気になってしまいます。確かに斜陽の産業や落ち目の会社に就職することに比べれば、いかにも明るい未来が待っているような気持ちになるのも無理はありません。
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しかし、流行というのはいつかはすたれるものです。「IT、IT」と浮かれていても、5年もすれば、いやもしかすると2年もたてば、すっかり流行遅れになっているかもしれません。流行の波が大きければ大きいほど、その揺り返しも大きいもの。流行が過ぎ去ったとき、今選んだ会社が残っているかいないかもわかりません。
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流行に飛びつくのは個人だけではありません。法人にしても流行の波に乗りたいのです。ましてや、これから起業をしようという人なら、まず流行に乗ってみようと思うものです。つまり、流行のIT関連企業といっても、玉石混交の状態にあるわけです。このことを忘れてはいけません。玉をつかめればいいけれど、石につまずいて転ばないようにくれぐれも注意が必要です。
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もっとも、超大手企業以外の新興企業が「玉なのか石なのか」を見分けるのは難しいことです。そういうときこそ五感を働かせて、自分との相性をポイントにして会社を選んでみるのもいいでしょう。楽しく働けるということは、自分の能力を伸ばす重要な要素です。たとえ会社が倒れたとしても、楽しく働けた分、能力が開花している可能性は十分あります。その花開いた能力を武器に次の会社へと転職することも、今の時代ならば難しくないはずです。それに、石だと思って入った会社でも、みんながやる気満々で働いているうちに、玉に化けることだってないとは言えません。
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つまり、会社がダメになったからといって、必ずしも就職に失敗したとは言えないということです。あなた自身が成長できる会社、成長させてくれる会社を選ぶことが何よりも大切なのではないか、ということなのです。大きくて安定しているつまらない会社を選ぶか、小さくて不安定だけれど楽しく働ける会社を選ぶか。これも就職を成功させるための大きな見極めのポイントになるでしょう。
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